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入間オフィス&ガレージ

埼玉県入間市に計画した、オフィスとガレージの複合建築です。

クライアントのお住まいに隣接して建てられており、2階は執務を行うオフィス、1階はご趣味の車や自転車の整備ができるガレージになっています。

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シャッターを上げたファサード

ひときわ目を引く外壁の色は「ランチア・ブルー」をモチーフにして多くのカラー・サンプルを作り、クライアントと楽しみながら選びました。

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軒裏の様子

建物を見上げると、方形屋根の軒が張り出し、美しい木組みになっています。

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オフィスへの階段

オフィス・エントランスは2階にあり、外階段でアクセスします。雨の日も傘をささずに昇り降りできるように、軒を大きく出しています。

2階オフィスのエントランス

オフィスのエントランスは必要最低限の広さにまとめ、印象的なブラケット・ライトを正面に設置しました。右手の鮮やかなドアの色は、クライアントのご希望で艶のあるビアンキの「チェレステ・カラー」にしています。

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オフィスの様子

クライアントはイタリアのプロダクトにご興味があり、インテリアはイタリア国旗のカラーから、「赤(ロッソ)」「ビアンキのチェレステ」を家具や建具に取り入れ、ホワイトの塗装壁に配しています。ソファー、デスク、椅子はカッシーナの家具です。レコードラックと本棚は特注で製作しました。

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オフィスの照明計画

杉板張りの天井を照らす間接照明と、シンプルな球体のペンダント・ライトを全体照明としています。

オフィス空間

正方形の平面に方形屋根を乗せたシンプルな構成です。方形屋根の形状を生かした変化のある空間になりました。

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オフィス天井のディテール

方形屋根の小屋組の架構と杉野地板をそのまま現しにしています。

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車庫としてのガレージ

リモコンで開閉できる2台分の幅のガレージドアを採用しています。乗用車は最大4台停められます。壁は汚れにくいように工場などで使われるカラーケイカル板を採用しています。

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趣味スペースとしてのガレージ

ガレージには3台の乗用車が駐車しており、もう一台分のスペースは、車やロードレーサーの整備などの趣味スペースとして使われています。

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南東から建物全体を見る

フォルムやスケールだけでなく、ディテールまで徹底的にこだわり、端正な外観になりました。いわゆるオフィスやガレージと異なる、それでいて住宅でもないイメージをつくりました。

埼玉県川口市の一級建築士事務所 兵藤善紀建築設計事務所