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永久本社事務所リノベーション

埼玉県川口市の企業からのご依頼で、倉庫を事務所へリノベーションしました。

倉庫のラフなイメージを生かしながら空間を構成し、断熱、空調効率、照明計画、通信設備、メンテナンス性など、現代の事務所に求められる機能・快適性を追求しました。

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事務所エントランス

人の出入りが頻繁にあるので、本棚で事務所とエントランスの接客エリアを仕切りました。目隠しパネルには、ガラス色のポリカーボネイト板を使用しています。

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階段を新設する

2階の倉庫の一部をリノベーションすることになり、階段を新設しました。床スラブに開口を設けるために構造の検討を行いブレース補強をおこないました。

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事務所スペース

1階のこのエリアは元々事務所として使われていました。改装後も面積は変わらないので、天井を取り払い広がりのある空間にしました。天井を取り払ったことにより、断熱工事範囲を少なくし、空調・電気設備の施工性を上げ、天井の荷重を2階床仕上げに置き換えることができました。改装前の床は土間コンでしたので、断熱材を敷き詰めシステムフロアで床レベルを上げ、電源、情報インフラを床下に敷設しました。情報ケーブル敷設はさや管を使用し、メンテナンス性を考慮しています。

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カフェテリア

2階は社員の福利厚生を主目的としたスペースです。カフェテリアで社員の皆さんはランチを食べたり、会社でのパーティーなどに使用しています。左側の青い壁は、カラーガルバリウム鋼板の外壁材で、会社のコーポレートカラーに合わせています。

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アイランド・キッチン

カフェテリアの一角にアイランド・キッチンを設けました。腰壁はシルバーのガルバリウム鋼板の外壁材です。左の廊下は、ロッカー室、洗面室、トイレへつながっています。

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会議室

カフェテリアと引戸で仕切れるようにしたエリアは、会議室としても使えるようになっています。

改装前の様子

倉庫なので、既存事務所は断熱されていませんでした。非常に寒かったそうです。

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改装前の事務所エントランスです。改装後に天井を撤去し 2階へのアクセスのために階段を新設しました。

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改装前の事務所エリアです。床は土間コン Pタイル直貼りで、足が疲れやすく、冬は足先から体温が奪われる状態だったそうです。

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改装前のカフェテリアです。倉庫として使われていました。

埼玉県川口市の一級建築士事務所 兵藤善紀建築設計事務所