私たちが住みたい都市

私たちが住みたい都市

山本理顕 編

現代社会を認識、もしくは再考する上で大変役に立つ。「身体」という個人的なレベルから「国家」というマクロなレベルまで、都市や住宅はまだしも、僕たちが普段当たり前のように思っている家族や個人の感覚、主体性といったことまでもが、国家戦略によって刷り込まれた思い込みに過ぎないことが見えてくる。全4章どれも面白いが、特に磯崎氏と宮台氏の第4章「国家」が読ませる。


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カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟

ドフトエフスキー 著/小説

これ読んだ後、次に読みたくなるような小説はあるのかと思った?「この作品を前にすると、自分が小説家であることに虚しさを感じる」と村上春樹は言っているらしい。おおよそ考えられる人間の行動・思想、そして今日の社会の病理さえもが書かれているといっても過言ではない現代の聖書に喩えられるような作品。それでいてこの軽さ!最初から最後まで一気に読ませる。ミステリーやラブストーリーとしてもこれ以上の作品は望めない。僕は原訳で5回ほど読んだが、亀山訳も家にある。


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荘子

荘子

荘子 著/思想

世の束縛から逃れ自由に遊ぶコツとは?・・・何もしないことなのである。特に養生主篇の庖丁の話は年に何度か読むほど好き。


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赤と黒

赤と黒

スタンダール/小説

ジュリアンの妄想、レーナル夫人の妄信、マチルドの妄行。戦略的な振る舞いがもたらす栄光とピュアな心が招く悲劇。本気であるとき人はこんなにも愚かで弱いのか?それとも強いのか?ヴェリエールでの美しい日々だけが本当なのか?


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風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ

宮崎 駿/コミック

ナウシカは、いつも僕たちにリアリティーをもたらす。今、この時の現実を感じ取ろうとするその気持ちだけが、真実に一番近い。現代社会を理解するための必読書と僕は捉えている。


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リトル・フォレスト

リトル・フォレスト

五十嵐大介 著/コミック

主人公いち子が調理して食べていたクレソンやエゴマ、味噌、ふきのとう、地場の小麦粉で焼いたパンやケーキは、その昔僕も食べていたことを思いだした。そして山の緑や川、雪景色と冷たい空気の匂い・・・。田舎での暮らしの記憶が鮮やかによみがり、かけがえのない体験だったことを今になって思う。


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大地との共鳴・環境との対話

大地との共鳴・環境との対話

ダニ・カラヴァン/作品集

ある環境の自然や時間の流れ(歴史)をマッスなオブジェクト(彫刻)を分散させることによって際立たせ、その環境全体が作品となる。現代の遺跡とも言えるような力強い彼の作品からは、意外にもモニュメンタル性が希薄に感じられるのは、その環境を受容させるための調停者としての働きの方が強いからである。本だけでなく実作にも是非足を運んで欲しい。


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