December 31, 2004

大晦日!感謝!

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昨日は都市銀行の営業最終日でした。午前中、国民年金と奨学金返還の支払いに行ってきました。きっとものすごく混んでいるだろうと予想していたのですが、待ち時間はほとんどゼロ。女性セブンが読めなくて残念でした。

正月用食料の買物もついでに済ませて帰宅し、昼まで小一時間があったので、雪景色を見に土手へ行きました。雪がなくなる前に見ておきたかったのです。まだ土手一面が白く、いつもと異なる風景を楽しんできました。

帰宅して昼食をとり、仕事部屋の大掃除を始めました。埃で鼻水が・・・・。デスクが片付いたところでやる気をなくし、マカロンとヨックモックを茶菓子に中国緑茶・碧螺春をいれて小休憩。

正月用シフォンの薄力粉を買い忘れていたことに気が付き、近くのスーパーへバイオレットを買いに。帰宅後、本棚・資料棚の整理をして、大掃除は完了。いい気持ちで正月が迎えられそうです。

そして本日大晦日はシフォン、柚子ジャム、栗きんとんを作る予定です。


さて、無聊写記は今年11月からスタートしました。自分の気持ちを整理して発表し、コメントやトラックバックで仲間が広がっていくウェブログのシステムは面白くて新しい体験でした。

12月よりブログを有料サービスに切り替え、アクセス解析が使用できるようになりました。おかげさまで現時点で累計アクセス数4581(ユニークアクセスは約1800)と大勢の方に遊びに来ていただきました。

読者の方々、コメントをくださった方々、トラックバックをし合った方々、mixi関係者、ブログリンク「無聊仲間」たちにはいつも感謝しています。

特にウェブログを始めるきっかけを与えてくれた猫さんとt-space氏にはあらためて御礼申し上げます。

それでは、よき新年でありますように!!

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December 30, 2004

今年、影響を受けた映画(2/2)

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今日は雪でした。バス停に行くまでの道のりで思い出に耽っていたこと・・・・・

・子どもの頃、積もった雪に小便かけて溶かすの好きだったな(今でもそうだけど)。
・ニセコの露天風呂で雪降る中、フカフカのバージンスノーに素っ裸でうつ伏せに倒れこんだっけ。

なんて書いていると、知人(痴人)たちに「やっぱりおまえは上品ぶっているだけだな」と言われてしまうので、防衛線を張ることにする。

・子どもの頃、気になる女の子に雪つぶてを投げて泣かしたりしてほんとにバカだったな。

ちょっとロマンティシズムが足りないかもしれない・・・・・・

・あのひとと初めて手をつないだのは雪の降る古都だったな。手袋越しに握り返してくる彼女の握力があまりに強くてびっくりしたっけ。

もうやめ。続きが知りたい方は、妄想専用メール"mosomoso"へどうぞ。
それでは昨日の映画評のつづきをざっといきます。

英雄 ~HERO~」チャン・イーモウ、2003年
こういう大河ドラマみたいな話は、ちょっとひいてしまうことが多いのだけれども、これは違った。アクションシーン、戦闘シーンさえ美しい。プロットはわかっているのに何度も観たくなるような映画。

溺れゆく女」アンドレ・テシネ、1998年
ビノッシュなので観た。さすがフランス映画。ハッピーエンドだが辛い。
この映画を見て、来年は稼ぐぞ!と思った。

サイダーハウス・ルール」ラッセ・ハルストレム、1999年
実はアービングを読んだことがない。映画で見る限り、この人の想うところは何であろうか?といつも考えてしまう。社会問題を取り上げているのか?冗談なのか?
キメ台詞がステキ「おやすみ、メインの王子達、そしてニューイングランドの王達よ!」

初恋のきた道」チャン・イーモウ、2000年
この人のロケ地選定眼はすごいな。厳しいが四季ある環境とおいしい食事こそが、ディのように軽やかに走る強いひとを生むのだろう。ローラ・インガルスもあんなふうに草原を走っていたかも。ところで私だったらチャン・ツィイーをあんなに待たせたりしませんよ!

少林サッカー 」チャウ・シンチー、2001年
日本のアニメーションの影響大ですな。うる星やつらっぽい。ラストシーンは宇宙戦艦ヤマトの波動砲もしくはガンダムのソーラーレイを思わせた。
関係ないが私はバーチャストライカーで香港代表チームを操り、アルゼンチンゴールへミラクルなボレーシュートを決めたことがある。

花様年華」ウォン・カーウァイ、2000年
「英雄」で観たマギー・チャンがあまりにイイ女なので観てみた。狭い香港の空間を色彩鮮やかにしっとりと撮っている。トラン・アン・ユンも色彩と湿度を撮るけど、気候の影響大ということかな。

さて、今日からしばらくは、バルコニー写真です。

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December 29, 2004

今年、影響を受けた映画(1/2)

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私の家の近くにある文教堂では、DVDを100円で借りることができる。とても安いので、よく借りる。又、BS2で放映する映画もチェックしよく録画している。それら中から、今年観た映画で影響を受けた作品を紹介することにする。
(ヴェンダースは以前記事を書いたのでここでは取り上げないことにします)

突然炎のごとく」 トリュフォー、1962年
3回は観た。硫酸を捨てるシーン、宝探し、自転車での疾走、跨線橋での徒競走、丘を転げるシーン、ある夜の3人の会話etc...全てが印象に残る。セーヌにそしてジムを乗せた車で飛び込むカトリーヌ。ジュールは幸せ者だ!
"Le Tourbillon" を歌うジャンヌ・モローがとにかく良い!私の iTune ★★★★ だ。

シェフと素顔と、おいしい時間」 ダニエル・トンプソン、2002年
ビノッシュ主演なので観た。旅行の途中で出会うひとにはどうして心が開放できるのだろうか?異性と同室で眠る落ち着かぬ一夜、別れてからの連絡方法の確保、物理的距離が離れるほどに合わさっていく心などなど、これだけ予感が満ち溢れていても相手に踏み込んでいけるとは限らないのだ。今度料理をしてみるかな、ジャン・レノのようにはなれないけれどね。

ひかりのまち」マイケル・ウィンターボトム、1999年
主人公の3姉妹の問題点は、母親が隣家の犬を毒殺してしまうことに全て現れているような気がする。たぶんこれまでの生活の中で蓄積されてきた何かだ。チャンスを得たとしても、普段から気を付けていないことはうまくいかない。落ちることはたやすいのに・・・。そして身近にある幸福を見逃してしまうのである。
それにしても夜の街を描写するカメラワークとナイマンの音楽が素晴らしい。

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December 27, 2004

仕事納めその他

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私の仕事納めは、29日。あと3日です。
まだまだ仕事の人は一緒にがんばりましょう。
もう休みの人!来年の仕事を考えて憂鬱になっててください(笑)

今年のお茶、水泳は終了。
年賀状は途中。
年始用のアルコール未購入。
初詣、初日の出に行くところ未定。
ブログ納めは・・・年末年始やりますよ!

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December 24, 2004

クリスマス・イブ、クリスマス

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平安なクリスマス・イブ、クリスマスを!

無聊写記の読者の方々に!友人たちに!未来の恋人に!そして家族に!

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December 22, 2004

シフォンケーキ・ポストレモン編

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冬至の日、打合せがありクライアントから柚子を頂いた。親戚の庭で実ったものらしい。7個も頂いたので、
「こんなにいただいていいんですか?近所に配らなきゃ」と言うと
「スライスして砂糖漬けにするとおいしいわよ」と奥様。
「最後の残り汁を白湯で薄めて飲む。これがまたいいんだ!」とご主人。
このご主人、酒飲みで壁一面が洋酒のコレクションの部屋があるくらいなのだが、柚子の砂糖漬けに対するこの熱のこもった言葉に、私は期待やワクワク感を超えたなんだかただならぬものを感じ取った。
打合せの帰り、柚子の香りで車中が満たされ、さわやかさな気分になりながら、
『これからはレモンより柚子だな』と車だけでなく思考も飛ばしていた。

それというのも先日シフォンケーキに柚子を使ってみたのだが、レモンのような若々しい香りとは違い、なんともいえないさわやかな風味が得られ満足だったからだ。香りは柚子もレモンと同様に強いが、柚子の香りにはとげとげしていないまるさがある。

早速頂いた柚子でシフォンを焼こうと思ったが、まず奥様から伝授されたスライス砂糖漬けを今朝作り食べてみた。
「・・・・・・・・・・」と母、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と私。
採りたてなのか皮がとても柔らい、そして口の中に広がるまるいさわやかさ、軽やかな酸味。これは「・・・・・」としかいいようがない。

毎朝母は、イイダの低音殺菌牛乳がまた売り切れていた、ヤオコーは魚の種類が少ない、そごうの食品売場は成城石井より高くて種類も少ないなど、毎朝ローテーションで同じ文句ばかりをしゃべっているのだが、今朝は無言で、柚子をトーストに乗せたり、カスピ海ヨーグルトに入れたりで忙しそうで、最後の一切れも私に「食べてもいい?」と聞きもせずに平らげていた。私たちはいつも「うちの朝食は一番」と思っているが、今日は一段と一番度が上がった。

そして巨大な後悔が私たちを襲った。昨夜、風呂に2個も入れしまったのだ。1/2個、いやそれでももったいない。来年からは柚子湯は要らない。全て食べることにしよう、ということになった。庭には柚子を植えて桃源郷ならぬ柚子源郷を・・・と妄想が早くも始まったが、それよりこの柚子でシフォンを焼くかどうかさえ迷っているのである。

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December 20, 2004

私もはまった「冬のソナタ」

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今週は旨いとんかつを2回も食ったり、第九を聴きに行ったり、鎌倉に紅葉を見に行ったり、新しい気の置けない仲間と飲んだりしたので、それらを記事にしたかったが、緊急の事態が生じた。本日より「冬のソナタ---完全版」が放映されるので、その前にひとこと申し上げたくなったのだ。

改めて告白したい。私は「冬のソナタ」にはまった。3回は見たような気がする。「24 season-1,season-2」よりはまったと思う。私を直接ご存知の読者は呆れ、かなりもしくは完全に引いたかもしれない。もしかしたら携帯の電話帳から私を消去し始めたことであろう。しかし私は恐れないぞ。諸君全てを失ってもいい。論じてみることにする。

私の見解は世間とは異なる。あれは決して純愛ドラマなどではない。嫉妬とエゴイズムが渦巻くドロドロの男女関係の物語だ。軽やかでさわやかな主人公たちに目を奪われたり、濃厚なラブシーンがないからといって純愛だのと単純に解釈して子どもに見せたりしてはいけない。

このドラマのポイントは、主人公ユジンとチュンサンの情報価値の優先順位の付け方、及びその伝達方法にある。彼らは客観的事象の伝達と、感情の伝達を巧妙に使い分けている。

例えば何かしら誤解を受けている場合でも、彼らは真実を客観的に語ることによって誤解を解こうとしたりはしない。相手に気が付かせるように振舞い、最終的に相手が認識するまで放っておく。それにより、誤解させるようなことをした方が悪いのではなく、誤解した方が悪いことになるのである。更に相手の自意識の過剰さを暗に責めることにもなり、より高いアドバンテージを得ることに成功している。

更にユジンもチュンサンもお互いの本当の感情を相手に語ることがない。相手の心の負担を軽くするための思いやりだって?甘い、絶対にそれは違う。語らない理由は、自明のことだからである。だから本心ではない言葉を語ることによって、逆に愛情を証明し、時には相手を追い込み、これまたアドバンテージ獲得をしているのである。

恋人たちはふたりにしか通じない多くの言葉を持つものであろうと思うが、それにしても彼らは過剰である。しかも常に軽やかなアドバンテージ合戦をしているのだから疲れるだろうな。ドラマの終盤では実際仕事どころではなくなってしまう。こんなことを書いていると、なんて穿った見かたをするのかとご批判を頂きそうだが、私が言いたいのは、彼らには偽りの無い真のエゴイズムがあるということである。

サンヒョクもチェリンも恋の相手を束縛したり、嘘を責めたりする。これは初歩的な間違いだ。より大きな自由を与えることにより相手に規範を作らせなければ長続きはしないだろう。民主主義社会とはそういうものだ。恋愛と社会体制は関係ないし、恐怖政治の方がお好みの方もいらっしゃるであろうが、ひとつのコツであることは否めないと思う。

まだまだこのドラマについて語りたいことはいくらでもあるが、それは今日からの放送を観てからにしようと思う。また観るのかと自分でもあきれる(笑)

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December 18, 2004

今年の手帖にメモしたことの中から

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アンナ・カレーニナからの抜粋 (2004.02.16):
「女と恋しながら何かことをやろうというのはまことに難しい。・・・」

FMで流れていたカーペンターズを聴いていて不意に思ったこと (2004.07.03):
「不安定な精神は高度な普通を装う」

映画「趣味の問題」を観た後の感想 (2004.07.21):
「フランス映画は嫉妬の限界を表現する」

ロシア・中央アジアを旅行の感想( 2004.09.07):
「スライスにんにくとジプロックと蜂蜜用ディスペンサーは必須」

映画「殿方ごろし」で印象に残った台詞 (記録なし):
「神は滅ぼさんとする者をまず愚に走らす」

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December 15, 2004

食べられてしまったカスピ海ヨーグルト

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今朝、カスピ海ヨーグルト(以下カスピ)を持ってヘヤサロンへ向かった。先日、ここのスタッフのSさんにカスピを小瓶に入れて差し上げたのだが、普通のヨーグルトと勘違いされて全部食べられてしまったのだ。そのとき私は急いでいて、カスピの取扱説明をきちんとするのを怠ってしまったのが原因である。カスピは牛乳と混ぜて室温に放置しておくことによって、ヨーグルトに育つ。今日はちゃんと説明したし、適量の容器と一緒にお渡したし、信頼できる方なので、育ててくれることであろう(Fさん、この部分Sさんに読ませてプレッシャー与えといて!)

ここまで書いてちょっと思い出したのだが、Eにもやはり容器付きでカスピをあげた。しかもご自宅まで届けたのだが、育てているだろうか?あれほどカスピカスピと姦しくしていたが、一度「育った」と報告があったっきり話題にものぼらない。アヤシイ。私は非常に疑い深くなっている。

2、3年ほど前、私はカスピを若く優秀ですでに先生と敬われていらっしゃる方から分けて頂いた。非常に厳しい方なので、私はカスピの菌を畏れ敬い、大事に扱い、絶やさぬよう日々気を付けて生活している。この記事をお読みになり、きっとあきれているか、ご立腹されているでしょうが、毎朝感謝しておりますよ。

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December 14, 2004

エスカレータの写真

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2年前のある期間、私は仕事が上手くいかず気持ちが弱っていてた。肉体的には精神安定剤としての水泳が習慣となっていたので体調は悪くなかったが、精神のほうは水泳では安定せず、ちょっとやばかったように思う。こういう時って、周りの人になかなか同情してもらえないんだな。コミュニケーション不全が誤解を呼び、反感を買い、更に軋轢が生じてしまう。その頃の手帖を見ると、暗い気分ばかりが記録されている。それでも私は時間を見つけて、これまた習慣化しつつあった街歩きをし、何か面白いものを探していた。本日より掲載するエスカレータの写真はそのような時期に撮影されたものが多い。

習慣というのはすばらしい。ある程度は精神状態とは関係なく実行してしまえるからである。いやだなとか何も考えず、自動化されるのだ。私はそれに救われていることが多いと思う。(ココまで打っていたら、外の光がキレイなので土手まで自動的に散歩。そして食パンを買って帰宅)

土手を散歩をしながら、この記事のことを思い返していた。私は弱っていたからエスカレータの写真を撮っていたのだろうか?違うような気がしてきた。私はそんな芸術肌の人間ではない。そして思い出した。もっと前、そう前世紀にJR東日本の広告で川原亜矢子さんがエスカレータに乗りながら振り向いているめちゃくちゃかっこいいポスターがあったことを・・・。チラシが取っておいてあったので今見て確認した。なーんだ、これに影響されたに違いない。私は単純な人間だな、それはいいとして今度生まれ変わったらソレイユ(川原さんの愛犬)になりたいな、などと真剣に考えていた。

だいぶ話がそれてしまった。では、エスカレータの写真スタートです。

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December 13, 2004

平安な心と妄想の宇宙

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今回はどうでもいいことを綴る。

私は仕事で住宅の設計をしたり、ブログの記事を考えたりしながら、よく耳かきをしたり、尻をボリボリしたりしている。時には鼻毛を切ったり、鼻くそをほじくったりもしている。これを読んで読者の方は少々あきれながらも安心されたに違いない。「みんなそうなんだ」と。それでも不安が払拭できない読者のために、私は更に告白しよう。仕事や記事を考えながら△△したり××したりもする。どうですか?これで95%の読者は安心されたのでは?「私だけではなかった」と。

しかし私はフツー人なので、妄想能力はこの程度である。残りの5%の方々には申し訳ないが、安心させて差し上げられない。あなた方は更なる妄想の宇宙へ旅立って頂きたい。そして私にこっそりそのことを教えて欲しい。専用メルアドをご用意したので、無料メールサービスなどからの匿名でどうぞ。(冗談ですが、ちょっとマジです)

本当にメールをくれる人はいるだろうか?などと私は少しワクワクしている。専用メルアドのアカウントの確認をしたところ、我が製菓仲間より、スイートポテトが焼きあがったとメールが入ってきた。何々?「サツマイモをくれた人に持って行きます・・・」なんだこれは!わざわざメールしてきて私にくれるとはひとことも書いていない!!この方は私の妄想力の及ばない変人に違いない(怒)

近いドアの写真は本日にて最後です。次回から新シリーズが始まります。乞うご期待!

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December 11, 2004

今年聴いた「青春アドベンチャー」

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NHK-FMのラジオドラマ「青春アドベンチャー」でスタンダール原作の「赤と黒」が2月、6~7月と放送された。私がもっとも好きな小説のひとつである。前編15話、後編15話。ジュリアンの声はビョンホンの吹き替え役の高橋和也。レーナル夫人は麻生祐未、マチルドは遠山景織子。

この小説の中で起こる事象のみを簡単にいうと、ジュリアンはレーナル夫人と不倫し、ばれそうになって追い出され、大貴族に取り入り、その娘マチルドを孕ませ結婚しようとするが、レーナル夫人が結婚を妨害し、ジュリアンはレーナル夫人を殺そうとするが未遂に終わり、ジュリアンは処刑される、という話。

なーんだツマンナイ、と思われた方、この物語にはこんなプロットなんて関係ないので、是非読んでいただきたい。

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December 10, 2004

手紙

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先日、久々に手紙を頂いた。手紙とは郵政省メールのことである。とても珍しい。最近はE-mailばかりで、海外に行っている友人からだってエアメールが来ることはあまりない。私が今夏訪れた中央アジアの田舎町だってインターネットカフェがあるのでE-mailで済ませてしまえる。仕事の途中で、もう一度その手紙を読む。字が非常に上手い人だなあと感心して引き出しにしまおうとすると、引き出しが引っかかってしまう。まいったなと思いながら手紙がしわくちゃにならないように引っ掛かった手紙を取り除く。そして目に付いたいくつかの封筒を取り上げて中の手紙を読んでみる。

1通目---A4用紙5枚に文字がびっしり、スペインよりI夫妻から
「・・・hyodo君が来たあと、年末年始は超ーつまらなかった。1月6日までTVで "Merry X'mas!" とか言っているし、サッカーもお休みだから、くだらないお笑い番組(私たちには理解できない・・面白くない)しかやってなくて・・・」(この部分I夫人)

2通目---A4用紙2枚にワープロで文章&写真、写真家Yさんから
「・・・ところでダマスカスのホテルで鳥鍋して喰ったんですか?やっぱり同じようなことをするんやなぁ。と、言うのはね、じつは僕もしたんです。・・・」

ここでI氏よりTEL有り。薪ストーブ設置の相談のあとで、「5年前の年末は超つまらなかったらしいね」「え?ああ、あの時ね!そうそう、めっちゃ退屈だった・・・」と一瞬盛り上がる気配を見せるが、お互い忙しいので、なつかし話にはならずに電話を切る。

3通目---A5用紙2枚小さい字、Kから
「今日という日が年の暮れだと思うとなんだかまた熱いものがこみ上げてくる。そして家に帰ったすぐ、すぐに君からの電話、いいタイミングじゃないか、私たち!」

みんな20世紀の手紙。どれも思いやりにあふれていて胸が・・・。
すごい、これだけでなんだか小説になりそうだ、と思っているともう昼。例の手紙もしまって、居間へ行く。

食事をしながら昨日BSで放映されたジュリエット・ビノッシュの録画を観る。「学んだのは?」という質問に対して「何もしないこと」とビノッシュ。荘子的な回答に感動する。

なんだか自宅の上空が急に騒がしくなり、テレビを見ていられない。ヘリが5機も低空でぐるぐる周回している(1億4000万強盗事件があったことを7時のニュースで知る。ウチはその現場まで歩いて5分なのでした)。双眼鏡でヘリを観察中に Eよりメール着信。「ブログにコメントできなくなった。なぜ?」「昼なのにメンテナンス中みたい」と返信。

静かになってきたので、またビノッシュのことばに耳を傾ける。「必要な感情はいつもそこにある」「必要なのは開放すること」

2階の仕事場へ戻り、手紙のことを考える。先日のパーティーで頂いた北欧ジャズのCDを掛ける。そして計画資料を広げて机に向かう。

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December 9, 2004

今年読んでたコラム

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ウチは朝日新聞なので、その中からお気に入りのコラムと、印象に残った記事をご紹介します。

柳沢桂子「宇宙の底で」
人間の遺伝子には仲間殺しのDNAが組み込まれている、ということを前提に生命倫理の問題を提起していて、「かくれた次元」を読んだときのような刺激を受けました。

梅原猛「反時代的密語」
10月ごろのコラムで、キリスト教やイスラム教のような排他的な宗教では、今後の世界がやっていけなくなる。仏教のような緩やかな宗教が良い、というようなことを書いていて、この人殺されたりしないか、本気で心配しました。

藤巻兄弟「フジマキに聞け」
このおふたりテキトーなこと言っているようですが、これでいいんだと安心をもらえます。こんな漠然とした印象だけで、内容を全然覚えていません。でもお気に入り。

島田雅彦「快楽急行」
傑作中の傑作と言えるコラムがあったのですが、それを忘れてしまいました。
その他商店街をカップ酒片手に巡ってフルコースする話は面白かった。真似したい(今年だったかな?)

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December 7, 2004

シフォンケーキ恋心編

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私はレモンを鉢植えで育てている。今年はたくさんの花が咲き、6月ごろは部屋中がレモンの花の香りで満たされていた。花が落ち実が生った。その実を使ってシフォンを作ってみた。無農薬なので皮も安心して食べられる。さわやかな風味であきのこない美味さ。いろいろなフレーバーで試してみたが、結局レモンシフォンに落ち着いた。国産レモンも今それほど高価でないので、お試しいただきたい。

話は変わるが、レモンというのは新鮮さや恋のイメージがある。

「これはレモンの香りですか?」タクシーに乗った客が運転手に尋ねる場面から始まるエッセイ。なだいなだ氏の著作だったと思う。確か小学校3年の国語の教科書に載っていた。読んだだけでレモンの香りに包まれ、酸味を想像すると唾液が出てきた。
※追記:その後この本は、「白いぼうし」(あまんきみこ著)であることが判明。失礼いたしました

梶井基次郎の「檸檬」。かつての恋人が送ってきた小説である。
去る夏、私は彼女の住む山奥へ会いに行った。なんだかとても神聖な旅行のような気がして、彼女のところへ行く前に、伊勢参りをした。俳句も納めた。そして彼女に会った。滞在中は誰も知らないような美しい山や川へ連れて行ってもらった。ある有名な観光地で喫茶店に入った。彼女は氷小豆を、私はレモンスカッシュを注文した。彼女は、どうしてレモンスカッシュを頼んだのかと僕に尋ねた。そしてそれがとても気に入ったと言った。
 
そのころ彼女も私もパートナーが別にいた。それでも私ははっきりと意思を伝えたが、彼女は首を振った。

ひと月ほどして彼女から葉書が届いた。裏には、ふたりで訪れたあの観光地を背景に、浴衣を着た女がレモンスカッシュをストローで飲んでいる絵が描かれていた。そして白地の部分にひとこと「わたしもマネすることにしました」と走り書きがあった。その日夜遅く帰宅した私は、浴槽に浸かりながら(普段はそんなことしないのだが)その葉書の絵を眺めていた。何度か繰り返して読み、その意味するものを確信した。

その後時々彼女はレモンのことを話題にした。そして梶井基次郎の「檸檬」を見つけて気に入り、私に送ってきたのである。

レモンのシフォンは、プレーンシフォンにレモンの風味を加えただけのものである。レモン汁はレモン半個分以上入れてはいけない。メレンゲが壊れるからだ(宇宙の崩壊である)。風味付けに皮を削って入れる。これも半個分以下。レモンは少し感じる程度で十分伝わるのである。

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December 4, 2004

牛腸茂雄 "SELF AND OTHERS"

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今年一番の写真(上の写真のことではないですよ)。10月に三鷹市美術ギャラリーで見た。

"SELF AND OTHERS" は全部で60枚からなる連作である。それら全てがポートレイトである。写っている人物はどれもはかなげで、弱々しい。日常の中で撮影された単なる記念スナップのようでポーズもとっていない。しかしここまで作為が感じさせずに、人と向き合い目を合わせることが出来るのだろうか?しかもどれもが真実を感じさせる。何が真実か?それは牛腸と被写体との関係が真実なのである。両者の間には見せかけや作為が感じられない。写真が作品として、特にアートとして捕らえられるとき、何がそうさせるのかと常々考えてきたが、真実性は重要な要素であることは間違いないだろう。

世の中のポートレイト写真のほとんどは真実を写していない。たとえば、広告写真のたぐいなどである。楽しげな笑いやポーズ、もの悲しい横顔などなど、演技であることがわかってしまう。

私も被写体と向き合いながら真実を捉えたことがあるように思う。しかしそれは15年間で2,3枚しかない。牛腸が短い生涯の中でこのような写真が60枚も撮れたことは奇跡としかいいようがない。

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December 3, 2004

本日・・・

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今日は、個人的に思っていることを簡単に綴ることにします。読者の方は、文を無視して写真だけ観てください。
どうも仕事が手に付かない。ブログに熱中しすぎだ。何とかしなければ。
なんだか、いろいろなところで誤解を受けているような気がする。
今日は微妙な闇のようなものを見つけてしまった。しばらくは誰にも言えない。
うーん、困った困った、もう寝よ。

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December 2, 2004

私の好きな武田百合子

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師走になったのでそろそろ今年一年を振り返ってみたい。今日は今年出会った作家を取り上げることにする。一番心に残った人は武田百合子である。私のプロフィールの好きな人欄にある方のことである。

ロシア旅行の前に紀行文でも読んで少しは勉強しようと思い、新聞の読書欄でたまたま見かけた「犬が星見た―ロシア旅行」を手に入れた。読み始めてすぐに、これはいわゆる現地情報を仕入れるための旅行記としてはあまり役に立たないことに気が付いた。まるでおとぎ話のような旅行記なのである。非日常がくつろいだ日常のように翻訳され、ツアーでたまたま居合わせた人々は、家族のようにやさしい眼差しで描かれている。行く先々に形成される著者の私的空間が、読者の周囲に立ち現れ、沙漠のような異郷が身近な場所であるかのようで、その土地に親しみを覚えてしまうのだ。

長く旅行をしていると、普通の(こんな辺境を旅行していること自体は、普通とはいえないのだが)旅行者と違うレベルで旅行している人にごく稀に出会う。彼らの特徴は、いつもそうしているように朝食を取り、人々と関わり、子どもをたしなめたりすることである。見かけは大抵の場合、人種的に旅行者と判るが、振る舞いが現地に馴染んでいるのである。現地に馴染んでいるような、人々に愛されているような旅行者は大勢いる。そのような旅行者と彼らは違う次元であるということを念押ししておきたい。旅行慣れしているとか、何年も海外生活をしていたとか、文化人類学に興味があるというのも、ほとんど彼らの性質とは関係ないのである。

今までどのように周囲と関わりながら生きてきたのか?そのような人に対して、私はとても惹かれてしまう。武田百合子とはそういう人だ。

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December 1, 2004

無聊写記をリニューアル!

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本日、デザインを一新!というほどではありませんが、リニューアルしました。最近、すばらしい記事・デザインのブログを運営している方々から、リンクしていただいた上に、お褒めのことばまで頂戴したりで、私は自分のブログの拙いレイアウトをかなり恥ずかしく思っていました。とりあえず少しは見れるものになったかな?と思うのですが、いかがでしょうか?

おかげさまで、開始後ひと月を迎えようとしています。おかしな写真(どう思いますか?この三連ドアを!)、楽しい記事を発表していきますので、今後もお付き合いの程をよろしくお願いいたします。また、リンク、TB、コメントを頂いた方々に、あらためて感謝いたします。

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